【映画】コクリコ坂から 新作映画批評 ネタバレあり 客を裏切り続ける宮崎2世映画

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コクリコ坂から



スタジオジブリの最新作『コクリコ坂から』を公開二日目に観賞。カップルデーで祝日と言うこともあり、チケット売り場から大混雑。多くが下馬評の高い『ハリーポッター最終章』に流れる中で、スタジオジブリ制作の新作アニメも健闘。

9番スクリーンは大きい箱ではなかったが、座席は7割埋まっており、年輩カップルの方も多かった。手島葵嬢が印象的な主題歌を歌っているぐらいしか予備知識がなかったし、ましてや少女マンガの原作など読んだこともない状態で挑みました。朝からジム代わりに庭の草むしりを3時間したので結構お疲れな精神状態。

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少女マンガの原作だからか、企画脚本で親父が介入したからか、長編映画としての主張が弱く、観終わった後に記憶に残るものが少ない。宮崎2世の吾朗監督はゲド戦記を酷評されているからか、丁寧に丁寧に作っているのは痛いほど伝わってくるが、俺が求めている映画に籠める主義主張みたいなものは希薄。つまらないと一刀両断で斬り捨てるほどの作品ではないが、手放しでほめるほどまとまりは良くない。“上をむいて歩こう。”とキャッチコピーで謳っている割に、劇中曲で流れてくる以外に、気持ちが上がる↑↑訳ではない。

一番問題があるなと思ったのは、主人公 松崎海の感情表現が乏しく、作品が淡々とし過ぎている。でも心配された長澤まさみ嬢の演技は悪くない。物語を1963年に変更し、戦後の日本や朝鮮戦争が重要なキーワードとなっているため、同じジブリで学生恋愛を描いた映画『耳をすませば』の系譜を期待した人は裏切られた感情をもつであろう。

CMから感じられる昭和の匂いが漂う純朴純粋なお楽しみ映画とは趣が違うので・・・。

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作品は学生カップルの異母兄妹(きょうだい)疑惑老朽化した部室塔カルチェラタンを巡る学生闘争、そして戦後混乱期の日本。喰い合わせの悪い3つのテーマを1本の映画にまとめることに四苦八苦しているのがみてとれ、物語が後半に行くに演出上での説明不足が露呈し、物語の破綻が決定的。親世代と会い“船上で僕と握手”で終わるラストシーンに、“えっ、ここで終わるの?!”と声をあげてしまった。映画は血の問題から親の友情(小野寺義雄、立花洋、澤村雄一郎)に着地するとは予想外。逆に異母兄弟疑惑も軽々乗り越えてしまう学生カップルが爽やか過ぎて、ついていけず。

全体を通しての作品不出来はともかく、ジブリ映画ということで家族連れも多く、小さい子供も多かったので、上映中笑い声がまったく起こらず、すげーショックを受けた。僕がキャッチコピーから想定していたのは『ALWAYS 三丁目の夕日』のような映画だったので、こういう内容だったら『ハリーポッター』を観に行けばよかった、という残念な感想。後日NHKや日テレで放送された日本一最強のアニメーターであり、最高のアニメ映画監督を父に持つ、吾朗監督の姿勢や苦悩を描いた制作過程を追ったドキュメンタリーのほうが数100倍面白いので、おススメ。


【関連リンク】
コクリコ坂から公式サイト

コクリコ坂から - goo 映画
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