【映画】ポン・ジュノ監督祭り 『殺人の追憶』&『母なる証明』

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K-POPが日本に浸透し、美貌を売りに荒稼ぎしている韓国アイドル達のたくましさを感じる昨今。邦画と比較しても明らかに質の高い韓国映画が、日本で普通にみられる時代が来るとは嘘のような本当の話。その中でもひときわ魅力を放つ作品を量産するポン・ジュノ監督作である『殺人の追憶』『母なる証明』2作品をDVDで観賞。両方とも殺人事件を扱ったサスペンス映画で、全編を通して不穏な空気を醸している。この2作品は、縦糸に殺人事件があり、横糸に人間の愚かさや儚さを描いている点が酷似。

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殺人の追憶あらすじ(DVDより)

1986年、ソウル郊外の農村で若い女性の裸死体が発見された。その後も同じ手口の連続殺人事件が相次いで発生。現地には特別捜査本部が設置され、地元の刑事パク・トゥマンとソウル市警から派遣されたソ・テユンは、この難事件に挑む。性格も捜査方法も異なる二人は対立を続け何度も失敗を重ねながら、ついに有力な容疑者を捕らえるのだが・・・。





殺人の追憶 - goo 映画
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キム・ヘジャ、ウォンビン 他

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母なる証明あらすじ(ウィキペディアより)

体に思考力の成長がついてゆかない息子・トジュンを、母親はつねに心配していた。トジュンには悪友・ジンテがおり、トジュンが轢かれかけた議員のベンツに復讐した際、協力したジンテからバックミラーを破損させた責任を転嫁されたことから、母親は彼との絶交をトジュンに勧めるほどであった。そんなある日、トジュンはナンパしようとした少女に逃げられた。そして次の日少女は死体となって発見され、トジュンは殺人容疑で逮捕された。息子が殺人など犯す筈がないと信ずる母は、警察や弁護士に追いすがるが、その努力も無駄と知り、自らの手で事件を解決しようと奔走する。





母なる証明 - goo 映画
母なる証明 - goo 映画
映画『殺人の追憶』は少し前に観ているのですが、『母なる証明』を語る際に外せないと思い、一緒に取り上げました。両方とも殺人事件を扱っている点では似ているが、最後まで犯人が誰だかわからない『殺人の追憶』に比べ、『母なる証明』は最後に「えっ!!!」という真相が意外な人物から語られ、そして・・・というのが見所。

以下は、ネタバレ含みます。

母なる証明』は、お頭が弱い息子をもつ母親が殺人容疑をかけられた息子の無実を晴らすため、事件解決に奔走する姿を描いているのですが、母親は冒頭から草原で怪しい気のふれた踊りを踊っていて、不穏な空気に満ちている。すぐにそれは現実のものとなり、場面が変わると息子はベンツに跳ねられそうになり、母親は仕事中に指をけがしてしまう描写あり。

物語が進んでいくに従い、僕は悪友のジンテが真犯人かと思いましたが、僕の予想が消し飛ぶほど物語は意外な方向へ舵を切り、殺された女子高生の背負っていた日常や“事件の真相”が釣瓶打ちに明かされていく。そして、終盤母親が取る衝撃の行動。そして、息子から渡される焼けただれ鍼灸の道具箱。

ラストシーンの夕陽を背景にバスの車中で踊り狂う母親が哀れ。女子高生を殺した犯人は本当に息子だった受け入れ難い事実。その結果、無実を証明しようと奔走していた自分が他人を殺めることになり・・・。観賞後、せつなくてやりきれない想いの数々。『殺人の追憶』も物語の進行が進むにつれ、根本的なモノが揺らいでいく感じがよかったが、ポン・ジュノ監督の作品は画面から匂い立つほどの生活臭が感じられ、巧みな脚本と只ならぬ緊張感が漂う画面。次作が楽しみな監督のひとり。

汐月家は月3000円から6000円ぐらいDVDに投資しており、海外ドラマ、洋画のDVDで本棚が溢れている。パッケージを開けていないDVDも多数あり。老後の楽しみと嘯きながら買い揃えることが至福であり、大人っていいなぁ・・・と実感できるひととき。

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パク・ヘイル、チョン・ジェヨン 他

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最新作。まだ未見。

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