【映画】『探偵はBARにいる』 新作映画批評 ネタバレあり 優作イズムを継いだ“21世紀版 探偵物語”の誕生。続きが猛烈に観たい

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探偵はBARにいる





口コミ評価が高く、快進撃を続けている邦画『探偵はBARにいる』を“映画の日 10月1日”に1000円で観賞。公開から随分時間が立っているにもかかわらず、お客さんも多く熱量の高い映画であることがまず純粋な驚き。そして、本編も良い意味で期待を裏切らない面白い映画に仕上がっていた。なにより、映画ラストで明かされる続編制作決定の報に拍手を送ったぐらい好きな作品。とにかく、パート1のクオリティであれば、続きが早く観たい!! 地域限定“探偵”バディムービーは、オシャレで小粋で大人の色香漂う素敵な作品だったぜ。

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各キャラクターが立っていてヴィジュアルもみんな濃い。とくに、物語冒頭で霧島の友人として登場し歌唱シーンもあるカルメン・マキの存在感がマツコ・デラックスのようだった。

映画は、北海道の歓楽街すすきのが舞台。だから夜のロケが多く、進行は、ナレーション兼“心の声”(北の国からのような天の声方式)。探偵ものではあるが、邦画の中では異色なアクション娯楽作。

松田龍平が準主演で出ているように、父 松田優作が演じた探偵物語やショーケンの傷だらけの天使のドラマテイストに近く、バディ描写としてはアニメ ルパン三世と次元大介の関係とか、古畑シリーズなど幾つかの先行作品のサンプリングが見て取れる。

探偵モノ(映画)としては目新しいことを目指しているわけではなく、数ある文脈の中でいかに独自の面白い構成にしていくかを研究した作品と思えた。ロケシーンが多く、カメラも街中を疾走する際の手ぶれ映像や1カットの中で人物にピントを合わせていたところから背景にピントを合わせるシーンなど遠近視点切り替えなどが多用されている。

最もイメチェンしていたのは、一瞬誰だかわからないほど悪役になり切っていた高嶋政伸。人物描写のみならず、小道具や背景も細かく(バー『ケラーオオハタ』にある黒電話やオセロゲーム、漫画本、高田の愛車が光岡・ビュートなど)意味を持たせている。

物語は過去に起きた幾つかの事件を手掛かりに霧島殺害事件の真相に迫っていくのだが、伏線の張り方、そして回収の仕方が細かいところまで行き届いていて素晴らしい。冒頭の殴り合いでの写真争奪戦から、ラストの霧島のオメガの時計が探偵に渡される場面まで、気を抜かず終始一貫している。続編が楽しみだし、情報量が多い部分があったのでもう一度観直したい。

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