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感想を書くのが遅くなってしまいましたが、年末に観賞した映画『レ・ミゼラブル』の感想。私が小学校の時に、体育館で小劇団が演じたのを見た記憶があるのですが、物語に触れるのはそれ以来かも。映画はイオン高崎で観ました。小さなスクリーンで、チケットを買う際にほぼ満席。前方の席しか空いてなくて、最前列での観賞。迫力はありましたが、字幕量が多かったので眼で追うのに苦労。終盤、泣いている人がたくさんいた。
内容は知らなくてもタイトルを知っている人は大勢いると思うので、復習までにあらすじを。
レ・ミゼラブル(あらすじ 映画ではなく原作の内容となる ウィキペディアより)
1815年10月のある日、75歳になったディーニュのミリエル司教の司教館を、ひとりの男が訪れる。男の名はジャン・ヴァルジャン。貧困に耐え切れず、たった1本のパンを盗んだ罪でトゥーロンの徒刑場で19年も服役していた。行く先々で冷遇された彼を、司教は暖かく迎え入れる。しかし、その夜、大切にしていた銀の食器をヴァルジャンに盗まれてしまう。翌朝、彼を捕らえた憲兵に対して司教は「食器は私が与えたもの」だと告げて彼を放免させたうえに、二本の銀の燭台をも彼に差し出す。それまで人間不信と憎悪の塊であったヴァルジャンの魂は司教の信念に打ち砕かれる。迷いあぐねているうちに、サヴォワの少年プティ・ジェルヴェの持っていた銀貨40スーを結果的に奪ってしまったことを司教に懺悔し、正直な人間として生きていくことを誓う。
1819年、ヴァルジャンはモントルイユ=シュル=メールで『マドレーヌ』と名乗り、黒いガラス玉および模造宝石の産業を興して成功をおさめていた。さらに、その善良な人柄と言動が人々に高く評価され、この街の市長になっていた。彼の営む工場では、1年ほど前からひとりの女性が働いていた。彼女の名前はファンティーヌ。パリから故郷のこの街に戻った彼女は、3歳になる娘をモンフェルメイユのテナルディエ夫妻に預け、女工として働いていた。
しかし、それから4年後の1823年1月、売春婦に身を落としたファンティーヌは、あるいざこざがきっかけでヴァルジャンに救われる。病に倒れた彼女の窮状を調べた彼は、彼女の娘コゼットを連れて帰ることを約束する。実は、テナルディエは「コゼットの養育費」と称し、様々な理由をつけてはファンティーヌから金を請求していた。それが今では100フランの借金となって、彼女の肩に重くのしかかっていた。
だが、モンフェルメイユへ行こうとした矢先、ヴァルジャンは、自分と間違えられて逮捕された男シャンマティユーのことを私服警官ジャヴェールから聞かされる。葛藤の末、シャンマティユーを救うことを優先し、自身の正体を世間に公表する。結果、プティ・ジェルヴェから金40スーを盗んだ罪でジャヴェールに逮捕される。終身徒刑(=終身刑)の判決を受けて監獄へ向かう途中、軍艦オリオン号から落ちそうになった水兵を助け、海に転落。通算5度目となる脱獄を図る。
そして、1823年のクリスマス・イヴの夜。今は亡きファンティーヌとの約束を果たすためモンフェルメイユにやって来たヴァルジャンは、村はずれの泉でコゼットに出会う。当時、コゼットは8歳であったにも拘らず、テナルディエ夫妻の営む宿屋で女中としてただ働きさせられている上に夫妻から虐待され、娘たちからも軽蔑されていた。ヴァルジャンは静かな怒りをおぼえ、テナルディエの要求どおり1500フランを払い、クリスマスの日にコゼットを奪還する。
道中、後を追ってきたテナルディエを牽制したヴァルジャンは、コゼットを連れてそのままパリへ逃亡する。パリに赴任していたジャヴェールら警察の追っ手をかいくぐり、フォーシュルヴァン爺さんの協力を得たふたりは、ル・プティ・ピクピュス修道院で暮らし始める。母のことをあまり覚えていないコゼットは、ヴァルジャンを父として、また友達として心の底から慕い、愛し続ける。ヴァルジャン自身もコゼットを娘として、あらゆるたぐいの愛情を捧げる絶対的な存在として、彼女にまごころからの愛を注ぎ続ける。
フォーシュルヴァン爺さんの没後、パリのプリュメ通りにある邸宅に落ち着いたヴァルジャンとコゼットは、よくリュクサンブール公園に散歩に来ていた。そんなふたりの姿をひとりの若者が見ていた。彼の名はマリユス・ポンメルシー。共和派の秘密結社ABC(ア・ベ・セー)の友に所属する貧乏な弁護士である。ブルジョワ出身の彼は幼い頃に母を亡くし、母方の祖父に育てられたが、17歳のとき、ナポレオン1世のもとで働いていた父の死がきっかけでボナパルティズムに傾倒し、王政復古賛成派の祖父と対立。家出していた。マリユスは美しく成長したコゼットに一目惚れし、「ユルシュール」と勝手に名づけ、何も考えられないほど彼女に恋焦がれてしまう。
テナルディエの長女エポニーヌの助けを得て、マリユスは「ユルシュール」の住まいを見つけ、同じころ彼に惚れていた「ユルシュール」ことコゼットに、ようやく出逢うことができた。この出逢い以降、ふたりは互いを深く愛し合うようになる。だが、1832年6月3日、コゼットはヴァルジャンから、1週間後にイギリスへ渡ることを聞かされ、それをマリユスに話してしまう。ふたりの恋路は突然の別れという最大の試練に塞がれてしまった。
コゼットと、彼女に絶対的な愛を捧げるジャン・ヴァルジャンとマリユス――この3人を中心とした運命の渦は、ジャヴェール、テナルディエ一家、マリユスの家族や親しい人々、犯罪者集団パトロン=ミネット、そしてABCの友のメンバーまで巻き込んで、『悲惨な人々』(レ・ミゼラブル)の織りなす物語をあちこちに残していく。大きくなった運命の渦は、七月革命の影響で混沌のなかにあるパリを駆けまわり、やがて1832年6月5日に勃発する六月暴動へと向かってゆくことになる。
これは、ひとりの徒刑囚が偉大なる聖人として生涯を終えるまでの物語であり、その底を流れているのは、永遠に変わることのない真実の『愛』である。
これ聴いて、鳥肌立たないやつは人間じゃねー。
アン・ハサウェイ 夢、やぶれて I Dreamed a Dream
群馬で心待ちにしていたスパイ映画の巡回上映が始まった。高崎祭り開催期間中で街が騒がしかったが、地元のローカル映画館 シネマテークたかさきにて大人のための上質なスパイ映画『裏切りのサーカス』を観賞してきました。
地元でもマニアックな映画ファンしか寄りつかない映画館であるが、この日は祭り着で観賞する人もいて、いつもと違って席も8割埋まっていてヘンな雰囲気。開始ギリギリで席に着いたため、冷や汗をかきながらの観賞。
あらすじ(ウィキペディアより)
時は東西冷戦下。イギリスとソ連の諜報機関、MI6(通称:サーカス)とKGBは水面下で様々な情報戦を繰り広げていた。
長年の作戦失敗や情報漏洩から、サーカスのリーダーであるコントロールは内部にKGBの二重スパイ「もぐら」がいることを確信。「もぐら」に関する情報源と接触するためジム・プリドーをハンガリーに送り込むも作戦は失敗。責任をとってコントロールと彼の右腕であったジョージ・スマイリーは引退を余儀なくされる。
退職後ほどなくコントロールは死去。ほぼ同時期に実働部隊であるスカルプハンター(通称:首狩人)のリッキー・ターの元に「もぐら」の情報を持つKGBのイリーナが現れる。恋仲になった二人はイリーナをイギリスに亡命させるためロンドンのサーカス本部に連絡するが、一日後にイリーナは何故かKGBに発見され連れ去られてしまう。サーカス内部に「もぐら」がいることを思い知ったターはイギリスへ戻り、スマイリーに忠実であったため左遷されたターの上司ピーター・ギラムに報告。事態を重く見たギラムは政府の情報機関監視役であるオリバー・レイコンに連絡し、レイコンにより引退したスマイリーが「もぐら」探しを命じられることとなる。
「もぐら」と目されるのは4人の幹部。現サーカスのリーダーであるパーシー・アレリン、アレリンを傀儡とし実権を握っていると噂されるビル・ヘイドン、勇敢だが愚直なロイ・ブランド、日和見な性格のトビー・エスタヘイス。彼らは「もぐら」を探していたコントロールによってそれぞれ「ティンカー(鋳掛け屋)」(アレリン)、「テイラー(仕立屋)」(ヘイドン)、「ソルジャー(兵隊)」(ブランド)、「プアマン(貧乏人)」(エスタヘイス)とコードネームを付けられていた。またスマイリー自身もコントロールにより「ベガマン(乞食)」として候補に含まれていたことを知る。
4人の「もぐら」候補の過去、KGBの大物スパイであるカーラとスマイリーの関係、作戦の失敗で死んだとされるプリドー、スマイリーと妻アンの関係。情報を集め着実に真実に近付くスマイリーの前に現れる意外な「もぐら」の正体とは。
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タランティーノ監督が2010年観賞ランキングで3位に推していた映画『アニマル・キングダム』を観賞。世間から大幅に遅れて、群馬のミニシアター シネマテーク高崎で上映開始。早速観に行ってきました。
クライムサスペンス映画のすっかり虜になりつつある汐月夫妻。土曜の午後の回でしたが、年配のお客さんが多かった。オーストラリア映画を楽しんだのは、小学生の頃『ネバーエンディングストーリー』と同時上映で面白かった『BMXアドベンチャー』以来かも。フィルム質感だったからか、画面がちょっとピンぼけしているような感じがした。
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あらすじ(ウィキペディアより)
17歳のジョシュア・コディは母をヘロインの過剰摂取で亡くし、家族の厄介者と思われていた祖母“スマーフ”の家に身を寄せるが、彼女と4人の息子たちはメルボルンを支配する犯罪組織だった。
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『ALWAYS』シリーズで評価を受けた山崎監督も、近年は実写版『ヤマト』等駄作も撮っているの期待値が下がり気味のところに、3匹目のどじょうを狙った『ALWAYS』とくれば、もはやダメ感も三乗で大きな期待をしないで観に行ったのだが、今回の『ALWAYS 三丁目の夕日'64』は少しの物足りなさを含めそれが“吉”と出た。
2Dで撮った作品を3D変換しただけのなんちゃって3D映画が多い中で、今作は映画における最先端テクノロジーである本物の3D企画して撮られている。もちろん、その成果はちゃんと画面作りに活かされている。
そして、映画の中で繰り返し語られるテーマ『幸せ、とは?』。映画に出てくる登場人物も悩んだり困ったりはするけれど、隣近所で笑って泣いて毎日を幸せそうに生きている。一方、21世紀のストレス社会に暮らす我々は、お金はあるけど自殺者が絶えず、インターネットから得る膨大な情報に振り回され、本質を見失いがちな有様。映画では、身近にある小さな幸せに目を向けようと解いているかのようだった。
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トム・クルーズ主演で、ピクサーアニメーション作品の監督ブラッド・バードを大抜擢しタッグを組んだシリーズ第四弾『ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル』(副題とされているゴースト・プロトコルとはIMF解体指令のこと。)をクリスマス・イブに鑑賞してきました。
冒頭の暗殺シーンからイーサン・ハントが巻き起こす脱獄シーン、そして導火線と馴染みの音楽と共に流れるタイトルバックまでのアクションシークエンスは鳥肌もののカッコよさ。全編にわたって一分の隙もない演出が展開し、世界各国でロケーションをした贅沢な見せ場の連続。とても50歳を目前に控えた人間とは思えない。
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