【映画】『終の信託』 新作映画批評 ネタバレあり 長台詞に耐えられるかで評価が分かれる映画

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終の信託

17日から公開され、巷で大ブームの映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に関しては近いうちに観賞しますので、しばしお待ちを。今回は映画『アルゴ』と同日に観賞した映画『終(つい)の信託』に関して。

これも原作スルーで映画単体評価で観に行きました。まず原作を観ていないし、テレビを観る生活をしていないので予告編に触れる機会も少なかったので、チケット窓口で『タイトルを何て読むんだっけ?』と焦りまくり。監督は周防正行監督、主演は実生活で妻である草刈民代。客少なく終末医療をテーマにしているので年配が多く、劇中で席立ってトイレに駆け下りて行く人が異常に多かったのが、作品評価とは別に印象的。

周防映画って『Shall we ダンス?』も観て居なくて人生初だったのですが、う~んと首かしげるような映画だったなぁ。映画評とか読むと、原作があるのでだいぶ自分のカラーを抑えて原作のエピソードを忠実に映画化したようですが、前半の医療現場を回想するシーンと後半の緊迫感が漂う検事とのやりとりがうまく噛みあってない感じがして、盛り上がりが少ないのが残念でした。映画を堪能したというより2時間のテレビスペシャルを観たような感想しかもてなかった。

映画は週末医療行為を巡っての“生”と“死”を扱ったものです。ただ、役者陣の演技が抑え気味のため、推進力の弱い前半が超退屈。2時間超えの映画なので、間延びしている印象。序盤に出てくる草刈民代演じる医師 折井綾乃の不倫関係、胸まで露出したラブシーンとか別に要らない気がした? 本編のテーマに対してノイズにしかなってなくて、語りたいことがぼやけている印象がぬぐえず。

だって、密会してセックスしている場所が病院の中ですよ!!!シャワーも浴びずに謹慎すぎる。

この不倫関係を引き金として、折井は睡眠薬を飲んで自殺未遂事件を引き起こすのですが、自分勝手なヒロインにしか見えず。末期患者 江木(演じるは役所役所広司)との関係性は恋愛ではなく、医師と患者の信頼関係や心の絆として描かれていたので観客もいまいち作品世界に入り込めなかったのかも。

このままつまらない映画として終わるのかという空気を打ち破るのは、長台詞の応酬で見せる後半の息詰まる大沢たかお演じる塚原検事と医師 折井との尊厳死をめぐっての対決である。法を順守し起きた事実を積み上げて、意志を持って患者を殺したと誘導していく検事のやり方はえげつないと思える一方で、高齢化する日本社会が直面する課題でもあり、興味深く観れた。願わくば前半を短縮してでも上映時間の長さの改善をしてほしかった。
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2012/11/19(月) 06:33 | URL | 大矢部結城 #mQop/nM.[ 編集]
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