【映画】『クロニクル』 新作映画批評 ネタバレあり 超能力と友情どっちが大事?

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The Chronicle - Movie Poster

2週間期間限定上映の映画『クロニクル』を観賞。しかも鑑賞料金1000円の太っ腹企画。内容を簡単に説明すると、大友克洋の漫画原作モノをハリウッドが本気で実写化したら・・みたいな映画。群馬県内でスマーク伊勢崎にある映画館しかやっていなかったので、わざわざ遠征して観てきた。

でも、前評判通り観た価値あった。タイトルは勇ましいが大味な映画が多い2013年度公開作品の中で、僕個人の暫定1位。内容もさることながら、見せ方が最初から最後まで圧倒的にパワフルで、後半の“超能力”を感情で抑えきれなくなったアンドリューが暴走するところなど、思わず『マン・オブ・スティール』と比べてしまった。



あらすじ(ウィキペディアより)

平凡で退屈な日常生活を送る3人の高校生アンドリュー、スティーブ、マットは、ある日、特殊な能力に目覚める。雲の上まで飛んでアメフトをしたり、手を触れずに女子のスカートをめくったり、3人は手に入れた力を使って刺激的な遊びに夢中になっていく。しかし、そんなある時、あおってきた後続車両にいら立ったアンドリューが力を使って事故にあわせたことから、3人は次第に自らの力に翻弄され、事態は予期せぬ方向へと発展していく。



海外ドラマ『キル・ポイント』でスタッフとして参加していたジョシュ・トランクが監督と共同脚本を務める。映画本編はファウンド・フッテージ式で、旧式のビデオカメラや携帯、防犯カメラの映像などに記録された(されていた)映像を繋ぎあわせて1本のドキュメンタリーとして成立させたような作りになっている。映画本編は90分弱ですが、2時間映画を観たような満足感に満ち足りた心境。

テーマはズバリ“超能力”。

ティーンエイジャーが陥りやすい悩みを抱えたアンドリュー、従兄弟のマット、人気者のスティーヴの3人組は、ある夜のパーティ会場の離れで奇妙な金属音がする洞窟を発見。好奇心の赴くまま3人は穴の奥へ向かって進んでいくと、正体不明の発光体を発見。これに触れたことをきっかけに彼らは恐るべき力を手に入れることになる。

最近、フェイク(嘘の)ドキュメンタリー風映像手法はたくさんあるが、同級生から殴られてカメラを落とし、そのたびに観ている我々の画面も横向いたり、下に向いたり。物語上超能力でカメラを浮かせて撮影したときは画面もフラフラ。細かい部分だが忘れがちな1つ1つのシーンを大事に撮影しているので、フェイク映像に説得力をもたせる効果をあげている。

弱いものが巨大な力を得る、これは現実社会によくあることだ。最初は感情で上手くコントロールし慣らすように使用するが、次第に力を使うことが日常茶飯事になってくると、周囲もおだてるので自分の才能に酔い始めてしまう。すると、力を過信し、どこかで重大な誤りを招いてしまう。そして一度箍が外れてしまうと次第に抑制が効かなくなって、自滅の道を転がり落ちていく。

アンドリューの描き方はまさにそれ。もっとも強い力をもったアンドリューをテッドは絶えず気にかけ心配していたが、その予感が最悪の結果を生んでしまう。超能力のおかげで日陰の存在から一躍人気者となったアンドリューだが、母親の薬を購入するために強盗に手を染め、父親に怒りをぶつけ、大切な友人を巻き添えにしてしまう。最後生き残ったテッドがビデオカメラ(アンドリュー)に向かって語りかけるシーンと訪れた場所が、観賞後の静かな余韻を運ぶ。

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2013/10/18(金) 12:17 | | #[ 編集]
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2013/10/17(木) 16:44 | | #[ 編集]
このコメントは管理者の承認待ちです
2013/10/03(木) 19:29 | | #[ 編集]
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