■【映画】『ゼロ・グラビティ』 IMAX 3D 新作映画批評 ネタバレあり 

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長らくお待たせしていた2013年映画ランキング 最後を飾る『ゼロ・グラビティ』の感想をいってみたいと思います。もうあちこちで感想が書かれていますし、今更感の中で映画語るのはとっても緊張します。未見の人は早く劇場に足を運び、リアルタイムで追体験してほしいと切に願います。

まず、いろいろ上映形式がある中で群馬はイオンシネマ太田を除き3D映画はすべて吹き替えなので、字幕3Dを捜しました。そして、どうせなら2013年最後に観賞する作品としたためIMAX3Dを選択し、群馬から1時間30分かけて、109シネマズ菖蒲まで遠征しました。高速代だけで2800円、IMAX3Dは割引が適用にならないため、大人ふたりで鑑賞料金4400円の高額出費。でも、リアルタイムで観れてよかった・・・それだけは言えます。

あらすじ(ウィキペディアより) ネタバレあり、未見の方は注意

医療技師を務めるライアン・ストーン博士は、スペースミッションに初めて参加する。ライアンは指揮を務めるマット・コワルスキーとシャリフと共に、宇宙空間での船外活動を行うところから物語は始まる。

ヒューストンの管制から、膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近しているため、船内に避難するよう緊急連絡が来る。ロシアが自国の衛星を破壊したところ、他の衛星も連鎖的に破壊され、宇宙ゴミが拡散してしまったという。スペースシャトルが宇宙ゴミと衝突し、2人は宇宙空間に投げ出される。ライアンは錐揉み状態のうえ、現在位置を特定できなくなる。パニック状態の過呼吸で、宇宙服の酸素も少なくなる。だが、マットは的確な指示を出し続け、ライアンを自分の身体に固定することに成功する。

ヒューストンに無線で連絡するが、応答がない。めげずに無線連絡し続ける。2人は頭部を宇宙ゴミが貫通して死亡したシャリフの遺体を回収しスペースシャトルに帰還するが、居住区画も大破し、作業員の遺体が無重力で漂っている。2人はスペースシャトルをあきらめ、ISS(国際宇宙ステーション)に向かう。

ライアンの宇宙服の酸素がさらに減っていく。マットはライアンを励ますため、家族の話をするが、娘は4歳の時に幼稚園で事故死したとライアンは答える。

ISSも破損し、地球帰還のための『ソユーズ』宇宙船は1機がすでに離脱、残る1機もパラシュートが開いてしまっている。マットは地球帰還は無理だが中国の宇宙ステーション『天宮』へ向かうことを決心し、ISSに取り付こうとする。しかし、衝突した反動でマットとライアンは宇宙空間に放り出されてしまう。ライアンは辛うじてパラシュートのロープに引っかかり、マットにつながっているロープをつかむ。しかし、マットはロープを離すよう指示、ライアンは反対するが、マットはロープのフックを外してしまう。マットは宇宙空間の深遠に漂流する間、通信が途切れるまでライアンに語りかける。

ライアンは意識朦朧としながらISSの居住区画に入り一息つく。しばらくしてISSで火災が発生する。ライアンは消火しようとするが、爆発が起き、ソユーズに退避して隔壁を閉鎖し事なきを得る。ライアンはソユースをISSから離脱させるが、パラシュートが絡まり、うまく離脱できない。ライアンは船外に出てパラシュートを外す。すると、再び膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近し、ISSを大破させる。

ライアンはソユーズを発進させようとするが、燃料切れでエンジンが作動しない。AM無線で救助を求めると、地球の電波を拾ってしまい、アニンガとつながる。アニンガは赤ん坊をあやし、ライアンは死別した娘を思い出す。ライアンは死を覚悟し、船内の酸素供給を止め、目をつぶる。

突然現れたマットが船外から中に入り、ライアンと再会する。マットは酸素供給を再開させ、希望を捨てないようライアンを諭す。マットは着陸時の逆噴射装置を利用して天宮までの推進力とするよう助言する。ライアンが気づくと、マットは幻だった。ライアンは酸素供給を再開させ、着陸船を分離、逆噴射エンジンを作動させて着陸船を天宮に向かわせる。

天宮は高度を下げつつあった。ライアンはソユーズ着陸船を出て天宮に到着し、宇宙船『神舟』に乗り込む。漢字のコンソールに苦労しつつも、神舟の起動に成功。天宮は神舟とともに落下し、分解して神舟は切り離される。ライアンはマットや死別した娘に祈りをささげる。

神舟は大気圏に突入し着陸船が分離、パラシュートが無事に開いて湖に着水する。ライアンはハッチを開くが船内に浸水し脱出する間もなく水没、ライアンは水中へ脱出する。ライアンは泳いで陸に到着、地球の重力を存分に感じながら立ち上がり、物語は終わる。



まず、宇宙を舞台にした映画『アポロ13』や映画『スペース・カウボーイ』など、宇宙に行って、地球に帰ってくる作品はハズレなしの法則通り、映画『ゼロ・グラビティ』も宇宙に向かう発射台のシーンこそないが、宇宙から地球に帰ってくる物語なので、とても面白かった。

上映時間が約90分といまどきの映画に珍しく、非常にコンパクトにまとまっていて、メインの登場人物も2人しか出てこない。それが、ジョージ・クルーニー演じる陽気なマット・コワルスキーとサンドラ・ブロック演じる影のある女性 ライアン・ストーン博士。この映画に限って言えば、物語が宇宙サバイバルなので、何度も生と死がテーマとして出てくる。劇中にグリーンランドから発せられた民間のAM電波を拾い交信するシーンが出てくるが、あれもYOUTUBEで公開されている6分ほどのスピンオフ作品『アニンガ』を観ると地球側にも笑えない物語があったりして・・・。宇宙も大変だが、地球も大変だ、映画を観ている我々だって日々の生活は大変だと思わずにいられない。

宇宙を題材にしたからこそ引き立つ演出、静と動の対比がすごく良かった。オープニングから美しい地球を背景にシャトルの船外作業とヒューストンとの交信で、登場人物の性格などを説明しながら延々と続く1カットの長廻しの演出。画面も縦横無尽にぐりぐり動き、ここだけでも凄いのに、さらに、台詞で何か嫌な予感がする・・・と前振りしてからの、ものすごいスピードで眼前に迫るスペースデブリ(宇宙ゴミ)で大破するスペースシャトルと虚空へと消えていくライアン博士・・・。でも救助できるほど近くに飛ばされていて、不謹慎だが笑えた。

そこからのクリフハンガー的な盛りあげ過剰な演出も手伝って、一難去ってまた一難が繰り返す。アトラクションのライド感が3D効果と相まってとにかく宇宙酔いしそうな派手さ。そうかと思えば、刻一刻と酸素がなくなっていく死のシークエンスが始まり、命からがら宇宙ステーションに辿りつき宇宙服を脱ぎ捨て生を身体で表現する印象的なシーンなど対になった印象深いシーンは多い。台詞もそうだが、映像も生と死が交互に対になって表現されている。宇宙だろうと地球だろうと誰にも訪れる死があるから、我々は精一杯今ある生を生きなければならない。終盤の力強いメッセージは胸打たれる。ラストシーンで、生きて帰ったライアン博士は地球を全身で感じ、また新しい人生への歩みをはじめたところで幕を下ろすが、あれは地球上の太古の生命が海から陸に生活圏を変え、2足歩行になり大地を踏みしめ歩み出す・・・という過程を第二の人生を生きるライアン博士になぞらえたと見たが、本当のところはどうなんだろだろう。

3D映画は僕などメガネの上から3Dメガネをかけると言う観賞スタイルのため長時間観賞すると眼に疲労感が出るし、3D映画そのものがレイヤーによる奥行き表現主体で画面の情報過多に陥りがち(後ろの方の人物まで台詞しゃべっていたり、動いていたり)。さらに字幕まで目で追うとなるとどうしても物語に没頭できなくなるので苦手としているのだが、映画『AVATAR/アバター』もそうだったが物語の根幹は極力シンプルな方がいいかもしれない。今回は冒頭こそ字幕を追うのに苦労したが、話がシンプルなので最後まで手に汗握り宇宙サバイブを楽しんだ。でも、僕は宇宙には行けないだろうなぁ・・・。

スピンオフ短編 Aningaaq (HD) 本編をご覧になってからお楽しみください。



日本語字幕版

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