【映画】『パコと魔法の絵本』 涙が止まらない日本映画史に残る傑作(ネタバレ満載、3回泣ける保証つき)

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パコと魔法の絵本


おたんじょうびおめでとう

毎日読んでね ママより



映画『パコと魔法の絵本』を観てきました。『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督の生み出す脳内イマジネーションの凄さに唖然。伝説的な舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」を映画化した本作。舞台バージョンは見ていないのでどこがどう違うのかわかりませんが、笑って泣けてまた笑って・・・中盤から涙腺が緩みっぱなしで、決壊3回。

今、日本で一番おもしろい映画が撮れる監督は間違いなく中島哲也監督でしょう。役者からCG、画面に映る小道具までギミック満載でサブカル、ガジェット好きな人も間違いなく見る価値ある映画といえる1本です。ただ万人向けかといわれると小劇団の舞台をライブで見ているノリなので、年配の人には厳しいかなぁという印象はあります。



あらすじ

昔々、富や名声を欲しいままにして我侭放題に生きてきた大貫は、会議中に発作で倒れ病院に入院。しかしこの病院には、突然歌いだすオカマ木之元や救急車に轢かれた救急隊員滝田、元子役スターで売れない俳優室町、正体不明のチンピラヤクザ龍門寺、コスプレ好きな医者浅野やヤンキー看護婦タマ子などおかしな連中が集まっていた。そんな彼らに混じって、この病院の中にはピュアな心を持ち交通事故の後遺症により記憶が1日しかもたない少女パコがいた。

頑固で意地の悪い大貫は『ある事件』をきっかけにパコの優しい心に打たれ、パコに毎日絵本を読み聞かせるようになります。しかし、パコの記憶は1日しか持ちません。大貫は持病を抱えながらもパコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかけるのだが。。。



主役の11歳 アヤカ・ウィルソンは前評判どおり絵本から飛び出てきたようなキュートで無邪気な演技は◎です。美しいハイトーンボイスがすごくいいね。ただときどきシリアスな演技で△なところも出てましたがので今後に期待です。

ほかの役者も役所広司、妻夫木聡、土屋アンナほかみんなハイテンション且つ厚化粧なので誰が誰か一瞬では判断できないほど。

泣きのポイントは3回くるんですが

1回目は、絵本に書かれた『おたんじょうびおめでとう 毎日読んでね ママより』の文字。
ここで、涙腺決壊。

2回目は、頑固で意地の悪い大貫がパコの障害のことを知り、先生に涙ながらに『先生・・・涙ってのは・・・どうやって止めるんだ』本心を吐露して人間くさい台詞を語るところ。

3回目は、誰が見ても号泣だと思いますが、子役スター時代の幻想を追い続け演技ができなくなり自殺しても死ねなかった室町に向かって、ヤンキー看護婦タマ子の衝撃の告白シーン。


『だって、全然できねぇんだよ、ザリガニ魔人。読んでみようと思ったよ、やってみようと思ったよ。けど、駄目だ。だって、可愛い芝居しかできねぇんだもん。悪役なのに、全然怖くねんぇんだ・・・』

『てめー、ふざけるなよ』

タマ子は、貧乏で父親と二人暮らしだった“ある少女”の話を語る。
『病気で死んじゃう子供の役やってんの見て、本気で感動して、大泣きして、思わず看護師になっちゃって・・・』

室町は驚愕の表情。

『男の子が大きくなって、人気無くなって、みんなに忘れられても・・・ずっと忘れられなくて・・・。』

『あんたは・・・その子の夢だったんだ!やれよ・・・やってくれよ・・・ザニガニ魔人・・・。』
『弱っちくても、下手糞でも、ガキでも、オカマでも、もう何だっていいからさ』
『見せてくれよ・・・その子が見たがってんだよ。』


最後の驚愕の大どんでん返しもさわやかな印象を与えます。木村カエラをはじめ劇中曲もすばらしいのですが、オルゴールの音色のようなBGMがとても心地よくサントラが欲しくなりました。日本で本格的な上質のファンタジー映画が観れる時代になりうれしいです。

秋映画で一番(今のところ)おすすめです。

子供と一緒に観るもよし、彼女とデートで観るもよし、友達とわいわい言いながら観るもよし。ただ、泣きのポイントが今回の映画はとても多いので、男ひとりで泣いてるのはちょっと・・・。

これは余談ですが・・・

最初に出てくるアニメオタクの大貫の孫で、浩一の息子の浩二(加瀬亮の1人2役)の部屋は一度観ただけではわからないほど画面密度が濃い。さらば銀河鉄道999のポスター、エヴァンゲリオン アスカのポスター、スコープドック(ボトムズ)のプラモやガンダム、シャアザクなど巨大模型や連邦軍の制服を着た黒人の外国人に『親父にもぶたれたことないのに・・・』とか日本語で言わせたり、本編と関係ないところの遊びが半端じゃなく濃くて、これだけでゲラゲラ笑えた。リピーターは、本編とは違う箇所で部屋に何があるか友達と探しあうという見方ができるはずです。

あとエンドクレジットでずいぶん最初のほうで貫地谷しほり嬢が出演していたことを知ったが、前知識なしで観にいったためどこのシーンにどういう形で出演していたのかまったくわからなかった。包帯女の一人でしょうか?

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2010/10/25(月) 01:07 | URL | 藍色 #-[ 編集]
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